MAO阻害薬(読み)マオそがいやく(その他表記)monoamine oxidase inhibitor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「MAO阻害薬」の意味・わかりやすい解説

MAO阻害薬
マオそがいやく
monoamine oxidase inhibitor

モノアミン酸化酵素抑制剤。体内のモノアミン酸化酵素 MAO作用を特異的に阻害する薬剤中枢神経系機能に重大な役割を果すカテコールアミンセロトニン分解を抑制することで,中枢神経興奮作用を示す。感情興奮薬としてうつ病治療に用いられるほか狭心症高血圧症にも用いられる。 (→抗うつ剤 , ヒドラジド )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android