MOX燃料の再処理

共同通信ニュース用語解説 「MOX燃料の再処理」の解説

MOX燃料の再処理

プルトニウムウラン混合酸化物(MOX)燃料は、原発から出た使用済み核燃料を化学処理(再処理)してプルトニウムやウランを取り出し、原発で再利用するため加工したもの。使用済みのMOX燃料は、通常のウラン燃料と比べてプルトニウムの含有率が高く、溶けにくいなどの性質があり、その特性を踏まえた再処理技術の確立が必要になる。日本原燃の使用済み燃料再処理工場(青森県)では、使用済みMOX燃料の再処理は想定されていない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android