NANOGrav(読み)ナノグラブ(その他表記)NANOGrav

デジタル大辞泉 「NANOGrav」の意味・読み・例文・類語

ナノグラブ【NANOGrav】[North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves]

North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves》北アメリカナノヘルツ重力波観測ナノヘルツ重力波の探査プロジェクトの一つ。グリーンバンク電波望遠鏡アレシボ天文台、カールジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)の3拠点の電波望遠鏡を用いて、ミリ秒パルサーからの電波の到達時間の揺らぎを観測することにより、超々低周波重力波を検出する。2003年、15年以上にわたる観測の結果背景重力波と思われるナノヘルツ重力波の検出に成功した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む