共同通信ニュース用語解説 の解説
NATOとウクライナ侵攻
北大西洋条約機構(NATO)は1949年、旧ソ連の脅威に対抗するため米欧が設立した軍事同盟。北大西洋条約第5条で集団防衛を定めており、加盟国が軍事攻撃を受けた場合、全加盟国への攻撃とみなし、武力行使を含む必要な行動を直ちに取ると規定する。昨年2月のロシアのウクライナ侵攻を受けてフィンランドとスウェーデンが加盟申請。フィンランドは今年4月に正式加盟、スウェーデンは32カ国目の加盟国となる。ウクライナも加盟を目指す。英メディアによると、侵攻後に加盟国はウクライナに1600億ドル(約22兆3千億円)以上の軍事、経済支援を行った。(共同)
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