デジタル大辞泉 「PINダイオード」の意味・読み・例文・類語 ピン‐ダイオード【PINダイオード】 《p-intrinsic-n diode》半導体のp型半導体とn型半導体の間に、真性半導体であるi層をはさみ、3層構造にしたダイオード。順方向バイアスに対して可変抵抗のようにはたらき、逆方向バイアスまたは高周波に対しては高い抵抗を示す。携帯電話や無線LAN機器のスイッチング素子、チューナーのアッテネーターに用いられる。昭和25年(1950)、西沢潤一が開発。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例