20世紀西洋人名事典 「R.ケーニヒ」の解説
R. ケーニヒ
Roné König
1906 -
ドイツの社会学者。
元・ケルン大学教授。
ウィーン、ベルリン、パリの各大学で学び、第二次世界大戦中はスイスに亡命。1949年ケルン大学教授として招かれ、’74年に退官するまでその地位にあった。戦後ドイツ社会学を代表する学者の一人で、積極的にアメリカ社会学の導入を図る。専門分野は広範にわたり、また、「ケルン社会学および社会心理学雑誌」の編集責任者として学会に貢献するとともに、世界各地の大学で客員教授を務めるかたわら、国際社会学など各種学会役員として活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報