20世紀西洋人名事典 「R.スミスドゥーガン」の解説
R.スミス ドゥーガン
Raymond Smith Dugan
1878 - 1940
米国の天文学者,食変光星研究家。
元・プリンストン大学教授,元・国際天文学連合変光星委員会委員長,米国天文学会会長。
マサチューセッツ州生まれ。
シリア・プロテスタント大学で教鞭をとり、1902年ハイデルベルク大学で研究し、小惑星18個と変光星2個を発見し、’05年アラゴン皆既日食観測隊に参加後、帰国してプリンストン大学講師となり、’20年プリンストン大学教授となる。’35年国際天文学連合変光星委員会委員長や’36年米国天文学会会長も務める。58cm鏡に偏光光度計を駆使して食変光星の精密測定を行い、主星と伴星の大きさや距離、光度などの研究を行い、又、反照効果を発見する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報