20世紀西洋人名事典 「T.ローズベルト」の解説
T. ローズベルト
Theodore Roosevelt
1858.10.27 - 1919
米国の政治家。
元・米国大統領(第26代)。
ニューヨーク市生まれ。
ハーバード大学卒。
大学卒業後、政界に入り、共和党員としてニューヨーク州議会議員、ニューヨーク市警察総監を務める。1897年マッキンリー大統領の下で海軍次官となり、1898年米西戦争中はみずから荒馬兵隊と称する義勇隊を率いる。同年ニューヨーク州知事に当選。1900年の選挙で共和党の副大統領、翌年マッキンリーの死により大統領となる。’03年パナマ運河地帯の獲得、カリブ海地域におけるアメリカ勢力の強化、’05年日露戦争の調停、’06年モロッコ紛争の解決への尽力などの業績がある。’09年政界から引退するが、’12年共和党から分離した革新党から出馬、民主党のウィルソンに敗れる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報