20世紀西洋人名事典 「W.M.ヤング」の解説
W.M. ヤング
Whitney Moore Young
1921 - 1971
米国の公民権運動家。
元・全国都市同盟長。
1947年ミネソタ大学で修士号を取得後、社会運動に傾倒。セントポール、オハマの公民権運動組織である都市同盟で活動する。白人の政財界指導者と黒人急進派との仲介的存在として活躍。主要都市で社会改革・救済の計画を実現させる。ケネディ、ジョンソン両政権において人種問題顧問を務める。「自国マーシャル計画」を提唱し、民主党政権の貧困政策に大きな影響を与える。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報