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都市同盟 としどうめい Städtebund; city league

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

都市同盟
としどうめい
Städtebund; city league

古代ギリシアローマにもみられるが,一般には中世後期のイタリアドイツの諸都市間に結ばれた同盟。商業の復活に伴う都市の勃興は,皇帝,封建諸侯と都市市民の対立抗争を生んだ。この過程で市民の自立意識が強まり,利害を共通する都市間の結束が始るが,12世紀後半の北イタリアにおける「ロンバルディア同盟」の成立は民族的契機を内蔵している点で重要である。

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デジタル大辞泉の解説

とし‐どうめい【都市同盟】

12~14世紀にかけて、中世ヨーロッパの諸都市が皇帝や封建諸侯の圧力に対抗して、自由と商業的利益を守るために結成した同盟。北イタリアのロンバルディア同盟、ドイツのライン都市同盟ハンザ同盟など。

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百科事典マイペディアの解説

都市同盟【としどうめい】

中世ヨーロッパ,特にドイツやイタリアにおける都市相互間の同盟。弱体な中央権力から保護を期待し得ない諸都市の自衛手段で,同時に交易圏の拡大と商業活動の独占をめざし,強力な軍事力をもっていた。

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世界大百科事典 第2版の解説

としどうめい【都市同盟 Städtebund[ドイツ]】

中世,とりわけ13~15世紀に諸侯や騎士に対抗して自分たちの自由特権を擁護する目的で結成された諸都市の連合。なかにはカール4世に対しての場合(シュワーベン都市同盟)のように国王ないし皇帝とその禁令に対抗するものもあった。いずれにせよ強力な中央権力の欠如という状況のなかで,諸都市の自助組織として登場したもので,その理由からしてもイタリアやドイツに多かった。領邦諸侯の遠心的分裂傾向に対抗して帝国に統一をもたらそうとしたものという評価もあるが,結局長続きせずして解体し,台頭する領邦国家に屈せざるをえなかった。

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大辞林 第三版の解説

としどうめい【都市同盟】

中世ヨーロッパの都市相互間の同盟。皇帝や封建諸侯に対抗するため軍事力を保持した。イタリアのロンバルディア同盟、ドイツのライン都市同盟・ハンザ同盟などが代表的。

出典|三省堂
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