ミゼリコルディア跡(読み)みぜりこるでぃああと

日本歴史地名大系 「ミゼリコルディア跡」の解説

ミゼリコルディア跡
みぜりこるでぃああと

[現在地名]長崎市万才町

キリスト教徒の信心会「ミゼリコルディア(慈悲)の組」本部の跡。平成三年(一九九一)にその一部を発掘調査。天正一一年(一五八三)長崎に日本人キリシタンのジュスティーノ夫妻によって創立されたミゼリコルディアはコンフラリア・デ・ミゼリコルディア(慈悲の信心会)が正式な名称で、特殊病院二・養老院男女各一・孤児院一・墓地一を併設し、本部に教会も付設されていた。創立二年で会員は一〇〇名を数え、市中の有力者ジョアン町田宗賀や、信仰の手引書「どちりなきりしたん」「ひですの経」などのキリシタン版の刊行で知られるトマス後藤宗印らがいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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