翻訳|grouting
grouting
地盤や構築物の間隙・割れ目・空洞に強化や止水を目的として固結材を注入する工法。グラウト工法・薬液注入とも。ダムにおいては止水,基礎地盤の補強を目的としたものを,それぞれカーテングラウト,コンソリデーショングラウトという。通常ボーリングなどによる注入孔にポンプで圧入する。注入材にはセメント・粘土・薬液などがある。セメントは強度や経済性の点で優れ,広く用いられるが,微細な間隙への注入には不適であることが多い。薬液注入はケミカルグラウトともいい,流動性に優れ,極微細な間隙に注入できるが,一般に高価で,薬液の種類によっては環境問題が生じる。
執筆者:畦元 四郎志・佐々木 和彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…(4)表層の土砂や風化岩を除去して良好な岩盤を露出させるための基礎掘削。岩盤の割れ目にセメントミルクを圧入するグラウチング,断層をコンクリートで置き換えるなどの基礎処理も行う。グラウチングはすべてのダムで施工され,コンクリートダムでは上流面沿いに,フィルダムでは遮水部に沿って深い穴を並べて施工したグラウトカーテンは基礎の遮水として重要な働きをする。…
※「グラウチング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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