コップの中の嵐(読み)コップノナカノアラシ

デジタル大辞泉 「コップの中の嵐」の意味・読み・例文・類語

コップのなかあらし

《W=B=バーナードの劇の題名Storm in a Teacupから》当事者には大事おおごとでも、他にあまり影響せずに終わってしまうもめごと。

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精選版 日本国語大辞典 「コップの中の嵐」の意味・読み・例文・類語

コップ の 中(なか)の嵐(あらし)

  1. ( W=B=バーナード作の劇の題名 Storm in a Teacup による ) 当事者どうしは勢いこんでいる争いやもめごとが、狭い範囲にしか影響を与えないで終わってしまうことのたとえ。内輪もめ。
    1. [初出の実例]「私の旧友Tはコップのなかの嵐とさえもいえないような、小さい日本人社会の、しがない『おかあちゃん』たちの取るに足らぬ思惑を気にして」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉鎮魂・モスクワ郊外六十キロ)

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