サポナイト(その他表記)saponite

改訂新版 世界大百科事典 「サポナイト」の意味・わかりやすい解説

サポナイト
saponite

粘土鉱物の一種モンモリロナイト族の中でMgに富む種。(Ca/2,Na)033(Mg,Fe2⁺)3(Si,Al)4O10OH2・4H2Oの組成であるが,Mgの一部をAlで置換した種をアルミニアンサポナイトと呼ぶ。単斜晶系に属し,粘土状を呈するが,電子顕微鏡下では不定形薄膜状の形態を示す。色は淡黄,緑,淡褐緑色などいろいろの色彩をもつ。また湿った場合のその形状や色,油類の吸着性のため洗剤の補助剤として用いられることなどにより,〈セッケン石〉の名で呼ばれたこともある。
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関連語 加藤

最新 地学事典 「サポナイト」の解説

サポナイト

saponite

化学組成(Ca, Na)0.3(Mg, Fe2+3(Si, Al)4O10(OH)2・4H2Oの粘土鉱物で3八面体型スメクタイトの一つ。石鹼石とも。単斜晶系,空間群Cc,格子定数a0.533nm, b0.921, c2×1.536,β97°, 単位格子中4分子含む。淡緑・緑灰・白色,土状物質。光学的にほとんど一軸性に近い。屈折率α1.52,γ1.58。多色性X無~黄・緑・褐色,Y≒Z緑・褐・暗褐色。苦鉄質火山岩・火山砕屑岩中に沸石・魚眼石・方解石などと産する。またかんらん石・輝石・角閃石などの分解物としても産する。

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