デジタル大辞泉
「ブロア城」の意味・読み・例文・類語
ブロア‐じょう〔‐ジヤウ〕【ブロア城】
《Château de Blois》フランス中部、ロアール‐エ‐シェル県の都市、ブロアの旧市街中央にある城。13世紀に建てられた要塞が、16世紀初頭のルイ12世の時代に改築された。その後、17世紀初頭のアンリ4世までフランス王の居城となり、増改築が繰り返されたため、ゴシック様式のルイ12世棟、ルネサンス様式の螺旋階段で知られるフランソワ1世棟など、さまざまな建築様式が見られる。ロアール渓谷流域の古城の一つとして知られ、2000年、「シュリーシュルロアールとシャロンヌ間のロアール渓谷」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ブロワ城。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のブロア城の言及
【ブロア】より
…パリの南西約177km,ロアール川右岸の高台にそびえる。ブロア城を中心に発達した城下町で,この地方の行政,商業,観光の中心である。現存するブロア城の最古の部分は13世紀に造営された三部会室とフォア櫓である。…
※「ブロア城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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