一昨(読み)イッサク

デジタル大辞泉 「一昨」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さく【一昨】

(接頭語的に用いて)年・月・日などで、中一つ置いた前の時を表す。「一昨年」「一昨夜」
(連体詞的に用い、具体的な日を表す語に冠して)おとといにあたる、一昨日の、などの意を表す。「一昨三日みっか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一昨」の意味・読み・例文・類語

いっ‐さく【一昨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年、日などで、中一つ隔てた過去をいう。昨年の一年前。昨日の一日前。おととし、おとついなどの意。また、近い過去のある一日を漠然とさしてもいう。先日。前日。
    1. [初出の実例]「小娃一昨換童装、舞袖軽盈巳不長」(出典:鴨東四時雑詞(1816))
    2. [その他の文献]〔杜甫‐寄賛上人詩〕
  3. いっさくじつ(一昨日)
    1. [初出の実例]「一昨自相府賜折」(出典:蔭凉軒日録‐延徳三年(1491)二月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android