仮想粒子(読み)かそうりゅうし(その他表記)virtual particle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仮想粒子」の意味・わかりやすい解説

仮想粒子
かそうりゅうし
virtual particle

真空中を単独で運動する粒子の質量 m ,エネルギー E ,運動量 p の間には次の普遍的な関係式が成り立つ。

E2-p2c2=m2c4

粒子は,この関係を満たす状態にあれば実の粒子であるといわれ,不確定性原理によってこの関係を破る状態にあれば仮想粒子と呼ばれる。仮想粒子も,実の粒子と同じように,電荷,スピン,パリティなどの量子数をになっている。電磁相互作用は荷電粒子間に仮想光子が交換された結果生じる。また核力は核子間に交換された π 中間子など種々の仮想中間子によって引起される。

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