共同学習(読み)きょうどうがくしゅう(その他表記)group study

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「共同学習」の意味・わかりやすい解説

共同学習
きょうどうがくしゅう
group study

集団なかでその成員が自主的な討議や実践を通じて学習を進めるという学習方式。教師主導に陥り,児童生徒が受動的になりやすい傾向がある一斉学習の欠陥を克服するために案出された。古くは大正期に及川平治の「分団式動的教育法」,木下竹次の「相互学習論」の提唱にみられ,第2次世界大戦後は社会科教育の学習法として強調された。現在では特に社会教育において,青年の学習方式として重視されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む