原田宗典(読み)はらだ むねのり

知恵蔵mini 「原田宗典」の解説

原田宗典

日本の小説家。1959年3月25日、東京都生まれ。妹は小説家の原田マハ。中学生まで東京で過ごし、両親の都合で岡山県に転居。岡山県立岡山操山高等学校在学中、短編作品「失透」で学研のコース文学賞に入選した。77年に早稲田大学に進学し、卒業後はコピーライター岩永嘉弘の事務所に勤務する傍ら小説を執筆。84年、小説「おまえと暮らせない」ですばる文学賞に佳作入選し、87年に同事務所を退社後、作家として本格的に活動を開始した。以降、『十七歳だった!』(集英社)、『スメル男』(講談社)など、小説やエッセイを多数執筆している。13年、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(いずれも所持)で現行犯逮捕された。

(2013-9-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報