図書館情報学用語辞典 第5版 「可変長レコード」の解説 可変長レコード ファイルまたはデータベースを構成するレコードの長さが,個々のレコードにより異なるもの.固定長レコードの対語.通常,各レコードの先頭部分にその長さに関する情報を持つ.可変長レコードは,可変個の固定長フィールド,可変個の可変長フィールド,またはそれらの組み合わせからなり,論理レコード長と呼ばれる最大長を上限として,各レコードの長さが柔軟に設定される.論理レコード長を超える場合には,通常,複数レコードへの物理的分割などにより処理される.なお,書誌や典拠のレコードは典型的な可変長レコードであり,情報交換用MARCフォーマットはそれらに対応できる一つの構成を示したものである.[参照項目] 固定長レコード | レコード 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by