和鳴(読み)わめい

精選版 日本国語大辞典 「和鳴」の意味・読み・例文・類語

わ‐めい【和鳴】

  1. 〘 名詞 〙 鳥が声を合わせて鳴くこと。多くの鳥が鳴きしきること。また、多くの楽器音色を合わせること。
    1. [初出の実例]「性之所同矣、呉石随蜀冰而和鳴」(出典:詩序集(1133頃)冰為行客鏡詩序〈大江家国〉)
    2. 「青蒼の林、和鳴の禽」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一〇)
    3. [その他の文献]〔詩経‐周頌・有瞽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「和鳴」の読み・字形・画数・意味

【和鳴】わめい

鳥が鳴きかわす。〔詩、周頌、有瞽〕たる厥(そ)の聲 肅(しゆくよう)として和鳴す 先是れ聽き 我が客(神)(いた)り 永く厥の

字通「和」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android