屑繭(読み)クズマユ

デジタル大辞泉 「屑繭」の意味・読み・例文・類語

くず‐まゆ〔くづ‐〕【×屑繭】

絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸真綿などの原料として用いる。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「屑繭」の意味・読み・例文・類語

くず‐まゆくづ‥【屑繭】

  1. 〘 名詞 〙 生糸にすることが不適当な繭。多くは紡績絹糸、真綿(まわた)の製造原料として用いられる。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「機械力採用による藁細工、屑繭整理等、副業の振興」(出典:武州このごろ記(1935)〈北条清一〉自力更生村を訪ねて)

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