巨大衝突説(読み)きょだいしょうとつせつ

最新 地学事典 「巨大衝突説」の解説

きょだいしょうとつせつ
巨大衝突説

giant impact hypothesis

最も有力な月形成の仮説。大きな天体原始惑星)の地球への衝突から月が形成されるので巨大衝突(ジャイアントインパクト)説と呼ばれる。地球形成の最終段階で,火星程度の大きさの原始惑星が地球に斜め方向から衝突し,衝突破片が地球軌道上に円盤状に撒き散らされ,そこから月が集積されたと考える。月の大きさ,地球─月系の大きな角運動量,地球と月の化学組成の違いを自然に説明できる。Hartmann et al. (1975), Cameron et al.(1976)が提唱した。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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