文殊院(読み)モンジュイン

デジタル大辞泉 「文殊院」の意味・読み・例文・類語

もんじゅ‐いん〔‐ヰン〕【文殊院】

奈良県桜井市にある華厳宗別格本山山号は、安倍山。通称安倍文殊院推古天皇時代阿倍倉梯麻呂創建と伝える。境内文殊院西古墳・東古墳がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の文殊院の言及

【両界曼荼羅】より

…持明院の下方にあって,虚空蔵(こくうぞう)菩薩を中心に2段の諸尊が並び,左右両端に千手観音と金剛蔵王菩薩の多面多臂像を配するのが虚空蔵院である。以上の諸院を囲む外周帯は,上部から右回りに文殊院,除蓋障(じよがいしよう)院,蘇悉地(そしつじ)院,地蔵院がめぐり,総計12院からなる。最外周の最外(さいげ)院(外金剛院)には,200余尊にも及ぶ天部諸尊がめぐり,上部から右回りに東南西北の四門を置く。…

※「文殊院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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