旧法(読み)キュウホウ

デジタル大辞泉 「旧法」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ほう〔キウハフ〕【旧法】

すでに廃止された古い法令法律
古い方法。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧法」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ほうキウハフ【旧法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古い法令、法律。現在廃止されている法令、法律。⇔新法
    1. [初出の実例]「中国に无君とも旧法を行ぞ礼はすたれぬぞ」(出典:足利本論語抄(16C)八佾第三)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公五年〕
  3. 古い方法。古いやり方。旧式。
    1. [初出の実例]「巴礼(パレイ)も始は旧法に従て創痍の人を療しけるが」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android