月面宙返り(読み)ゲツメンチュウガエリ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「月面宙返り」の意味・わかりやすい解説

月面宙返り
げつめんちゅうがえり

1972年のミュンヘン・オリンピック競技大会の体操競技で日本の塚原光男が発表した,鉄棒の終末技 (下り技) である「後方抱え込み2回宙返り1回ひねり」のこと。当時としては画期的なウルトラCとしてセンセーションを巻き起こし,宇宙飛行士の月面着陸のイメージからの連想で「月面宙返り」と命名された。「ムーンサルト」ともいう。 1976年のモントリオール・オリンピック競技大会ではひねりをもう1回加えた「新月面」に成功した。この技はその後,男女の床運動やつり輪,平行棒の下り技などにも使われるようになった。

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