残金(読み)ザンキン

精選版 日本国語大辞典 「残金」の意味・読み・例文・類語

ざん‐きん【残金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 残りの金銭手元に残っている金。
    1. [初出の実例]「粟太郎は些少の給金を以て古本を買ひ求め、これを以て夜夜独学をなし、残金をば郵便局に預けて貯へたり」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉六)
  3. 未払いになっている金。また、その金額。残額
    1. [初出の実例]「残金七百両借銭彼是、千両と積てのさいかく、大尽がね死一倍の口入を聞出し」(出典:浮世草子・当世乙女織(1706)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む