毒蜘蛛(読み)ドクグモ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「毒蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

どく‐ぐも【毒蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 強い毒をもつクモの総称南米トリトリグモ北米のゴケグモ類、オーストラリアのジョウゴグモなど数種が知られている。日本でもやや強い毒をもつヒメグモ科のセアカゴケグモが発見されているが、人に被害を与えることはめったにない。
  3. コモリグモ科に属するクモの総称。体長五~二二ミリメートルで、体色は褐色に近いものが多い。徘徊性のクモで、網を張らず、地表を歩き回って獲物を捕食する。子グモが孵化(ふか)すると背中にのせて外敵から守る習性がある。日本産のものは強い毒性をもたないが、外国産のものには猛毒をもったものがおり、北アメリカではクロゴケグモにかまれて死亡した例もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む