研究学園都市(読み)けんきゅうがくえんとし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「研究学園都市」の意味・わかりやすい解説

研究学園都市
けんきゅうがくえんとし

学術研究機関を核とした都市をさし,一般には,その代表である筑波研究学園都市をさす。同都市は,首都圏整備計画の中で 1961年の閣議決定において官庁移転構想としてスタートし,1963年9月研究学園都市を筑波地区に建設することが閣議了解を得て,住宅・都市整備公団 (→都市再生機構 ) が土地取得・造成を行なうこととされ,2700haに及ぶ研究学園地区の開発が進められ,1985年の国際科学技術博覧会 (科学万博) で国際的デビューを果たした。一方関西においても京都・大阪・奈良の3府県にまたがる 3300haの研究拠点を擁する,関西文化学術研究都市の建設が国家プロジェクトとして進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む