禁裏様(読み)キンリサマ

精選版 日本国語大辞典 「禁裏様」の意味・読み・例文・類語

きんり‐さま【禁裏様】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇を敬っていう語。禁中様。禁廷様。きんりんさま。
    1. [初出の実例]「禁裏様へ御進上の目録は、勢州調被申候」(出典:宗五大草紙(1528)文明十一年の比御相伴衆御供衆以下の事)
  3. 内裏雛(だいりびな)。転じて、女子のことをもいう。内裏様
    1. [初出の実例]「通り町ずっずと行ときんり様」(出典:雑俳・柳多留‐一〇(1775))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の禁裏様の言及

【天皇】より

…ミカドやダイリという呼称は天皇を直接に称号をつけて呼ぶことができないがため,天皇というものに対する略称であった。また天皇への敬愛をあらわす言葉としては〈キンリサマ(禁裡様)〉〈テンシサマ(天子様)〉との表現が使われた。一方,幕末の政争に参加した志士は天皇のことをひそかに〈玉(ギョク,タマ)〉と記していた。…

※「禁裏様」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む