禅杖(読み)ゼンジョウ

デジタル大辞泉 「禅杖」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐じょう〔‐ヂヤウ〕【禅×杖】

座禅のとき、眠けを戒めるのに用いる杖。先に柔らかい球がついている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「禅杖」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐じょう ‥ヂャウ【禅杖】

〘名〙 仏語坐禅のとき、眠気を催したものをいましめるのにもちいる杖。竹や葦(あし)などで作り、先端に綿などをつつんだ球をつけたもの。
平治(1220頃か)上「二尺四五寸ばかりなる木のさきに、勢大柑子ばかりにして、和かなる物あり。〈略〉是を禅杖といふ」 〔釈氏要覧‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「禅杖」の読み・字形・画数・意味

【禅杖】ぜんじよう

坐禅の杖。

字通「禅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android