空中ぶらんこ(読み)くうちゅうぶらんこ

世界大百科事典(旧版)内の空中ぶらんこの言及

【サーカス】より


【サーカスの演目】
 サーカス研究家のブーイサックPaul Bouissacによれば,サーカスの基本は,アクロバット,道化(クラウン)芸,調教動物芸で構成され,さらに音楽や照明効果をともない,〈サーカス芸というものは,ハプニングの自由な連続体などではなく,綿密に計画された型どおりの所作(アクション)を一つのパターンにそって上演するものである〉という。また研究家のヒッピスリー・コックスはサーカスの演出を分類して,まず序曲についで大パレード,馬上曲芸,力男,動物芸,馬術,冒険技,休憩,檻(おり)入りの猛獣,空中ぶらんこ,馬のダンス,奇術,アクロバット,クラウンの入場,フィナーレとしている。このように,驚き,スリルから笑いまでを含んだ多様な芸が次々と展開されるスピード感が,サーカスの魅力といえよう。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」