空押(読み)からおし

精選版 日本国語大辞典 「空押」の意味・読み・例文・類語

から‐おし【空押】

  1. 〘 名詞 〙 厚紙、革、布などを凹凸二面の型に挟んで押しつけ、模様文字などを浮き立たせ、特に彩色しないもの。書籍装丁などに用いる。〔最新百科社会語辞典(1932)〕

くう‐おう‥アフ【空押】

  1. 〘 名詞 〙 役人などが、文書内容を十分に検討しないで判を押すこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android