空気酸化(読み)くうきさんか(その他表記)air oxidation

日本大百科全書(ニッポニカ) 「空気酸化」の意味・わかりやすい解説

空気酸化
くうきさんか
air oxidation
airing

空気中の酸素が酸化剤となる酸化反応。工業的には、酸素を用いる場合を含めることもある。高温度の気相反応容器に空気を吹き込む方法は、エチレンやプロピレンからそれぞれのオキシドをつくる工業的製法に利用される。低温度の液相反応では、p(パラ)-キシレンのテレフタル酸への酸化などの例がある。酸化されやすい物質では、単に空気中に放置しただけで空気酸化を受ける。酸素以外にも、大気汚染物質であるオキシダントによってゴムやプラスチックが空気酸化を受けることもある。

[岩本振武]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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