脱アルキル(読み)ダツアルキル

化学辞典 第2版 「脱アルキル」の解説

脱アルキル
ダツアルキル
dealkylation

有機化合物中のアルキル基がもとの分子から脱離する反応をいう.エチルシクロヘキサンを例にとると,脱離には(1)のように水素添加分解が起こる場合と,(2)のようにパラフィンオレフィンに分解する場合とがある.

O,S,N,および金属に結合したアルキルの場合にも,加水分解水素添加分解,熱分解によって脱アルキル化が起こる.水素添加の例としては,トルエンと水素をCrO3-Al2O3,MoO3-CoO-Al2O3,MgO-Al2O3などの触媒を用いて約600~700 ℃,20~50 atm で処理すると(接触法),ベンゼンメタンになる.石油化学,コールタール工業では,このような接触法または非接触法によって,アルキルベンゼン,アルキルナフタレンからベンゼン,ナフタレンなどを製造している.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む