菊の被綿(読み)きくのきせわた

精選版 日本国語大辞典 「菊の被綿」の意味・読み・例文・類語

きく【菊】 の 被綿(きせわた)

  1. 陰暦九月九日重陽(ちょうよう)節供に行なわれた慣習。陰暦九月八日の夜、菊の花に真綿をかぶせて霜よけとし、また、その香と露とを移して、九日の重陽にその綿をとって身をぬぐうと、命が延びるとされた。きせわた。きくのわた。きくわた。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「垣根なる菊のきせわた今朝見ればまだき盛りの花咲きにけり〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む