薄紫(読み)うすむらさき

精選版 日本国語大辞典 「薄紫」の意味・読み・例文・類語

うす‐むらさき【薄紫】

〘名〙
① 薄い紫の色。藤色(ふじいろ)。薄紫色。
源氏(1001‐14頃)藤袴「たづぬるにはるけき野への露ならばうすむらさきやかごとならまし」
令制で二位、三位の人の袍(ほう)の色。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「薄紫」の意味・読み・例文・類語

うす‐むらさき【薄紫】

薄い紫色。
[類語]青紫赤紫菫色藤色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android