蟹屎(読み)カニババ

精選版 日本国語大辞典 「蟹屎」の意味・読み・例文・類語

かに‐くそ【蟹屎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新生児が生後初めてする大便。色黒く粘り気がある。胎便。かにばば。かに。
    1. [初出の実例]「蟹屎にうつろふ花のいもとかな〈其角〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)上)
  3. 湖水、特に近江滋賀県)の湖水で葦などに付着した魚の卵。〔和訓栞後編(1887)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む