裳層(読み)もこし

精選版 日本国語大辞典 「裳層」の意味・読み・例文・類語

も‐こし【裳層・裳階】

  1. 〘 名詞 〙 仏堂・塔などの軒下壁面につくられた差掛(さしかけ)屋根二重になるが、内部の柱は上まで通り外観でみると、窓や出入り口は二重にならないもの。雨打(ゆた)
    1. [初出の実例]「宝塔二基、各三重、有裳層」(出典扶桑略記(12C初)天武九年一一月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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