選言原理(読み)センゲンゲンリ

デジタル大辞泉 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

論理学で、思考原理の一。「AはAであるか、非Aであるか、いずれかである」または「AはBであるか、非Bであるか、いずれかである」という形式で表される。排中はいちゅう原理の反面を表現するもの。選言律。離接原理。→排中原理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

〘名〙 伝統的形式論理学で、二つの相矛盾する命題のどちらかに真理が存することをいう。その形式は「AはBであるか、Bでないかのどちらかである」。選言律。離接原理。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android