鉄道貨物輸送(読み)てつどうかもつゆそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉄道貨物輸送」の意味・わかりやすい解説

鉄道貨物輸送
てつどうかもつゆそう

鉄道による貨物輸送は,自動車の普及に伴い,ドアツードアのサービスが可能なトラックの全盛時代を迎え,陸上貨物輸送に占める比率を下げてきたが,公害問題や交通渋滞が深刻になったことや,国土交通省のモーダルシフト政策により,新たな工夫を加えられるようになった。トラックごと荷物を集配地から配送地の駅まで運ぶピギーバック輸送やコンテナ輸送,パレット輸送などがその事例である。さらに日本貨物鉄道 (JR貨物) では,効率化のため長さ 1kmに及ぶ貨物列車の研究を進めている。

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