鴻雁(読み)こうがん

精選版 日本国語大辞典 「鴻雁」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん【鴻雁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鴻」は雁の大きなもの ) かりがん。かりがね。
    1. [初出の実例]「鴻雁初遵渚。帰飛向朔方」(出典経国集(827)一一・奉和春日作〈有智子内親王〉)
    2. 「肉は鴻雁の味もなく、声は黄鳥の吟にも似ず」(出典:俳諧・折つつじ(1772)烏之賦)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む