黒岩常祥(読み)くろいわ つねよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒岩常祥」の解説

黒岩常祥 くろいわ-つねよし

1941- 昭和後期-平成時代の生物科学者。
昭和16年12月13日生まれ。東京都立アイソトープ総合研究所研究員などをへて,昭和49年岡山大助教授。58年岡崎国立共同研究機構教授。62年東大教授。のち立大教授,同大極限生命情報研究センター長。「細胞内小器官」の研究で世界的に知られる。平成15年日本学術会議会員。20年米国植物科学会のチャールズ・リード・バーンズ賞を受賞。22年「ミトコンドリア葉緑体分裂・遺伝様式に関する基本機構の発見」で学士院賞。同年学士院会員。23年文化功労者。東京都出身。東京都立大(現・首都大学東京)卒。東大大学院博士課程修了。著作に「ミトコンドリアはどこからきたか」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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