まゆ‐なかば【眉半ば】
- デジタル大辞泉
- 眉が半分隠れるくらいに頭巾ずきんなどを深くかぶること。「頭巾とうきん―に責め」〈太平記・五〉
つくり‐まゆ【作眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 墨で描いた眉。特に、眉をそり落として、眉はきに墨をつけて、眉の形をかくこと。また、その眉。昔、既婚の女性の行なったもの。[初出の…
うぐいす‐まゆ(うぐひす‥)【鶯眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸初期から公家・武家で行なわれた化粧法。女子が生まれるとすぐ額の生え際に白粉(おしろい)で白際(しろぎわ)という筋をかいて、眉は…
ねん‐び【燃眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眉が燃えること。また、眉が燃えるほど火に近づいていること。転じて、危険が迫っていることのたとえ。焦眉(しょうび)。ぜんび。[初出の…
ほう‐び(ハウ‥)【龐眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大きな眉(まゆ)。長い眉。[初出の実例]「至二渓橋側畔一逢二一龐眉一」(出典:惺窩文集(1627頃)一)「はうび白髪の老翁二人石上に碁盤を…
ぼう‐まゆ(バウ‥)【茫眉・棒ボウ眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眉をそり落として墨で描いた置き眉の一種。堂上家の若年のものが一文字に描いた端を淡くぼかした眉の形状からいう。[初出の実例]「御幼少…
まゆ‐かき【眉描・黛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 眉描〈伊勢新名所歌合絵巻〉〘 名詞 〙 まゆずみで眉をかくこと。また、まゆずみで眉をかくのに用いる筆。まよがき。[初出の実例]「青き黛(マユカキ)…
まゆ‐がしら【眉頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眉のつけねの部分。びとう。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
まゆ‐つば【眉唾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 眉に唾をつけると狐などに化かされないという俗信から )① だまされないように用心すること。② 「まゆつばもの(眉唾物)」の略。[初出…
まよ‐びき【眉引】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =まゆびき(眉引)①[初出の実例]「、此を麻用弭枳(マヨヒキ)と云ふ」(出典:日本書紀(720)仲哀八年九月)
び‐しょう(‥セフ)【眉睫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 まゆとまつげ。非常に近いところにたとえていう。[初出の実例]「その毎日眉睫に接する実物の」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳…
しゅう‐び〔シウ‐〕【秀眉】
- デジタル大辞泉
- 形の整った美しいまゆ。主に男性についていう。
せい‐び【斉眉】
- デジタル大辞泉
- 《後漢の梁鴻の妻の孟光が食膳を捧げるとき、その高さを眉まゆと斉ひとしくしたという「後漢書」梁鴻伝の故事から》妻が夫を深く尊敬して仕えること…
すい‐び【×翠眉】
- デジタル大辞泉
- 1 みどり色のつややかなまゆ。美人のまゆ。2 柳の葉の細く青々としていること。また、山が遠く青くかすんで見えること。
び‐とう〔‐タウ〕【眉刀】
- デジタル大辞泉
- 長刀なぎなたのこと。眉尖刀びせんとう。
攒眉 cuánméi
- 中日辞典 第3版
- [動]眉をひそめる.~苦思/眉を寄せて苦慮する.
眉题 méití
- 中日辞典 第3版
- [名]サブタイトル.小見出し.
眉心 méixīn
- 中日辞典 第3版
- [名]眉間(みけん).額の中央.
画眉 huàméi
- 中日辞典 第3版
- [名]<鳥類>ガビチョウ(画眉鳥).▶雄は気が荒いので闘争用の鳥としても飼われる.
【画眉】が(ぐわ)び
- 普及版 字通
- まゆずみで眉をかく。梁・劉孝威〔県にて率爾、婦に寄す〕詩 新粧には(まゆずみ)を點ずること(なか)れ 余(われ)りて自ら眉を畫(ゑが)かん字通「画…
【眉匠】びしよう
- 普及版 字通
- 眉をかくへら。字通「眉」の項目を見る。
【眉梨】びり
- 普及版 字通
- 長い眉と顔のしみ、老人。字通「眉」の項目を見る。
【眉柳】びりゆう
- 普及版 字通
- 柳眉、婦人の細長い眉。字通「眉」の項目を見る。
【黄眉】こうび
- 普及版 字通
- 老人。字通「黄」の項目を見る。
【撚眉】ねんび
- 普及版 字通
- もの思う。字通「撚」の項目を見る。
【焼眉】しようび
- 普及版 字通
- 焦眉。字通「焼」の項目を見る。
まゆ‐つば【眉唾】
- デジタル大辞泉
- 《眉に唾つばをつければ狐きつねなどに化かされないという言い伝えから》1 だまされないよう用心すること。2 「眉唾物」の略。
まゆ‐はらい〔‐はらひ〕【眉払い】
- デジタル大辞泉
- 昔、少女が成人したしるしとして眉毛を抜いたり剃そったりしたこと。また、その儀式。
いと‐まゆ【糸眉】
- デジタル大辞泉
- 糸のように細い眉。鶯眉うぐいすまゆ。
び‐げつ【眉月】
- デジタル大辞泉
- 眉まゆのような形の細い月。三日月。
井眉 (せいび)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒岡井眉(おか-せいび)
もも‐まゆ【桃眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書眉の一つ。薄く眉の周囲をぼかしてつくる。茫眉(ぼうまゆ)。[初出の実例]「御髪乱さるる、御眉はももまゆ也」(出典:光源院殿御元服記…
眉間尺 (通称) みけんじゃく
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題日本眉間尺初演元禄5(大坂・竹島幸左衛門座)
てんじょう‐まゆ(テンジャウ‥)【殿上眉・天上眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 成人の男子の置眉(おきまゆ)の一種で、眉頭を濃く末をうすくぼかした眉。[初出の実例]「引白粉の額ぎは殿上眉の黛はさながら雲の上人」(…
び‐げつ【眉月】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 月初めの頃の月。眉(まゆ)のような形の細い月。三日月。[初出の実例]「銀漏三照、恒娥之眉月暗」(出典:詩序集(1133頃)雨裏対残菊詩序…
び‐せつ【眉雪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眉毛が雪のように白いこと。また、その眉毛。老人の形容。[初出の実例]「眉雪老僧時輟レ帚、落花深処説二南朝一」(出典:竹外二十八字詩‐…
び‐とう(‥タウ)【眉刀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =なぎなた(長刀)①
しゅう‐び(シウ‥)【秀眉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 形のよく整った美しいまゆ。また、すぐれて立派な顔つき。主として男性についていう語。[初出の実例]「賓主々皆秀眉。箇中最第豈為レ誰」…
眉白 まみじろ
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉白眉地鸫báiméidìdōng.
眉尻 まゆじり
- 日中辞典 第3版
- 眉梢méishāo.
かきまゆ【▲描き眉】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ((have)) painted eyebrows
文眉 wén//méi
- 中日辞典 第3版
- [動]眉に入れ墨をする.▶“纹眉”とも.
眉笔 méibǐ
- 中日辞典 第3版
- [名](ペンシル型の)まゆ墨.アイブローペンシル.
眉殆 méidài
- 中日辞典 第3版
- [名]メーデー.船舶や飛行機が無線電話で送る国際救難信号.
眉粉 méifěn
- 中日辞典 第3版
- [名](化粧品の)アイブロウパウダー.
眉梢 méishāo
- 中日辞典 第3版
- [名]眉じり.喜上~/喜びに目を輝かす.竖起shùqǐ~/眉じりを逆立てる;目をつり上げる.
眉头 méitóu
- 中日辞典 第3版
- [名]眉間(みけん).皱zhòu~/眉間にしわを寄せる.锁suǒ~/眉をしかめる.
【黛眉】たいび
- 普及版 字通
- かきまゆ。晋・左思〔嬌女〕詩 (早朝)臺(そだい)を弄し 眉、迹(さうせき)にす字通「黛」の項目を見る。
【摧眉】さいび
- 普及版 字通
- おべっか。字通「摧」の項目を見る。
【作眉】さくび
- 普及版 字通
- 眉かき。字通「作」の項目を見る。