叙事詩【じょじし】
- 百科事典マイペディア
- 抒情詩,劇詩と並んで詩の三大部門の一つ。神や英雄の行為をたたえた《オデュッセイア》,《ラーマーヤナ》などの英雄叙事詩が代表的。さらに《神曲…
じょじ‐し【叙事詩】
- デジタル大辞泉
- 叙情詩・劇詩とともに詩の三大部門の一。歴史的事件、英雄の事跡、神話などを題材に、民族または国民共同の意識を仮託した長大な韻文。「イリアス」…
jojí-shi, じょじし, 叙事詩
- 現代日葡辞典
- O poema épico 「“Os Lusíadas”」;a epopeia. ⇒jóji2.
叙事詩
- 小学館 和西辞典
- poema m. épico, (ジャンル) poesía f. épica
叙事詩
- 知恵蔵
- 叙事詩とは歴史事象、伝承、英雄伝などを物語る、長編の韻文作品のこと。トロイア戦争に材を取った、古代ギリシャ、ホメロスの『イーリアス』と『オ…
叙事詩 じょじし epic poetry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 英雄詩とも呼ばれ,歴史や伝説に現れる神や英雄の事績を高揚した文体で歌う長編の物語詩。ギリシアのホメロスの『イリアス』『オデュッセイア』が代…
叙事詩 (じょじし) epic
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ヨーロッパ 非ヨーロッパ世界 中国現在用いられている叙事詩という語は,明治以降,ヨーロッパ語を翻訳したものであるが,近代ヨーロッパ…
じょじ‐し【叙事詩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] epic poetry の訳語 ) 抒情詩・劇詩とともに詩の三大部門の一つ。もとはギリシアで楽器の伴奏によって歌う抒情詩に対して、吟誦…
叙事詩
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- Epos [中]; Epik [女]
叙事詩 じょじし epic
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般的には伝説的な英雄についての壮大な物語詩をいう。その場合、叙情詩のように個人の感情を歌うのが目的ではなくて、作者の属している民族あるい…
èpico
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -ci] 1 叙事詩の, 叙事詩体の;叙事詩的な poesia epica|叙事詩 poeta ~|叙事詩詩人. 2 英雄的な, 勇壮な, 雄々しい;叙事詩でほめ…
ep・ic /épik/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]〔通例限定〕1 叙事詩(体)の;叙事詩的な.an epic poem [novel]叙事詩[叙事詩的小説]2 勇壮[雄大,壮大]な,英雄的な;(程度が)並みは…
èpos
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 叙事詩. 2 (民族の)伝承的叙事詩, 伝説 ~ germanico|ゲルマン民族の叙事詩.
ep・os /épɑs | épɔs/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 叙事詩(epic);(古代)口承叙事詩群.2 叙事詩的な一連の出来事.
じょじしかん【叙事詩環】
- 改訂新版 世界大百科事典
じょじしけん【叙事詩圏】
- 改訂新版 世界大百科事典
小叙事詩 しょうじょじし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
じょじ 叙事
- 小学館 和伊中辞典 2版
- narrazione(女) ◇叙事的 叙事的 じょじてき narrativo ◎叙事詩 叙事詩 じょじし e̱pica(女),poeṣia(女) e̱pica, poema(男)[複-i…
épico, ca 2 /ˈεpiku, ka/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [形]❶ 叙事詩の,叙事詩的な.❷ 英雄的な,雄々しい.
*é・pi・co, ca, [é.pi.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 〖詩〗 叙事詩(体)の;叙事詩的な.El Cantar de Mio Cid es un poema épico.|『わがシッドの歌』は叙事詩である.2 英雄的な,雄々…
épique /epik/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形]➊ 叙事詩の.poème épique|叙事詩.➋ 叙事詩にふさわしい,勇壮な;⸨しばしば皮肉に⸩ 激しい.discussion épique|すごい論争.
э́пос
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男1]〚文学〛①叙事文学,叙事詩②口承文学,民族的英雄叙事詩
コルトス Kolluthos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 5世紀のギリシアの叙事詩人。ノンノスの作風を模した小叙事詩『ヘレネの誘拐』が伝わっている。
叙事詩圏 じょじしけん Epikos Kyklos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアのホメロスの二大叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』を中心にして,天地の初めから英雄時代の終りまでの叙事詩を集めて,物語の順序に…
jojí-shíjin, じょじしじん, 叙事詩人
- 現代日葡辞典
- O poeta épico 「Camões」. ⇒jojí-shi.
コイリロス[サモス] Choirilos of Samos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀のギリシアの叙事詩人。ホメロス風の物語叙事詩『ペルシア戦争物語』 Persēisを書いた。
パニュアッシス Panyassis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前6世紀後半~5世紀中頃のギリシアの叙事詩人。ハリカルナッソス出身。ヘロドトスの叔父。衰退した叙事詩を復活させ,ヘラクレス伝説を歌った。
ヘクサメトロス Hexametros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの叙事詩の韻律。六脚韻。長音節のあとに短音節を2つ重ねた長短々格 (-∪∪) ,または長々格 (--) を5回繰返してから最後に長短 (-∪) また…
ムサイオス Musaios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 5世紀後半頃のギリシアの叙事詩人。悲劇的恋愛叙事詩『ヘロとレアンドロス』 Ta kath' Hērō kai Leandronの作者。
эпи́ческий
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [形3]①〚文学〛叙事詩の//эпи́ческий поэ́т|叙事詩人②勇壮な;荘重な
英雄叙事詩【えいゆうじょじし】
- 百科事典マイペディア
- 叙事詩の中でも,ことに民族的英雄や歴史を歌いあげた長詩。古代,中世の文学に多く,荘重雄大な独特の詩型が用いられる。《イーリアス》《オデュッ…
アポロニオス(ロドスの)【アポロニオス】
- 百科事典マイペディア
- 前3世紀のアレクサンドリアの学者,叙事詩人。隠退してロドス(ロードス)島に住んだ。英雄叙事詩《アルゴナウティカ》はホメロス以後のギリシアの…
*é・pi・ca, [é.pi.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] 〖詩〗 叙事詩.épica medieval|中世叙事詩.▲「叙情詩」は lírica.
英雄叙事詩 (えいゆうじょじし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →叙事詩
エポス
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] epos ) 叙事詩。エピック。[初出の実例]「叙事詩(エポス)もドラマもその詩たるや一つなり」(出典:小説三派(1890)〈坪…
ゴットフリート‐フォン‐シュトラスブルク(Gottfried von Straßburg)
- デジタル大辞泉
- [1170ころ~1210ころ]ドイツ中世の叙事詩人。未完の叙事詩「トリスタンとイゾルデ」はキリスト教倫理下における情熱的な愛の悲劇を描く。
創世叙事詩 そうせいじょじし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ウォルフラム‐フォン‐エッシェンバハ(Wolfram von Eschenbach)
- デジタル大辞泉
- [1170ころ~1220ころ]ドイツの宮廷詩人。中世最大の叙事詩人といわれ、宮廷騎士文学の完成者。叙事詩「パルチバル」など。
ウス‐ルジーアダス(Os Lusíadas)
- デジタル大辞泉
- カモンイスの叙事詩。11音節の8連詩10編からなる。1572年発表。大航海時代のポルトガルの栄光と英雄たちの活躍を伝統的叙事詩の形式でうたう。
épopée /epɔpe/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女]➊ 叙事詩.➋ (叙事詩にふさわしい一連の)歴史的事件;⸨皮肉に⸩ 冒険の連続.l'épopée napoléonienne|ナポレオンの壮挙.
えいゆう‐じょじし【英雄叙事詩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ギリシア、ローマその他の歴史上の英雄の伝説により、その事績や運命をうたった叙事詩。多くは口誦文学として発生。代表的なものに「イー…
英雄文学 えいゆうぶんがく heroic literature
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 叙事詩に代表的な実例がみられ,国家的意義をもつ功業をなしとげた英雄の事跡や伝説を,高揚した荘厳な文体で,大規模に物語ることに最大の特徴があ…
Il・i・ad /íliəd/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 〔the ~〕『イリアス』(◇トロイの攻囲戦を歌った叙事詩;ホメロス作とされる).2 長編叙事詩.3 〔しばしばi-〕打ち続く不幸[苦難].Ìliá…
プラ・ロー Phra Lô
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- タイの叙事詩。 16~17世紀頃の作。作者は未詳であるが,アユタヤ朝ナーラーイ王説がある。リリット (長編叙事詩) の最高傑作と称されている。かたき…
リアノス Rhianos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前275頃.クレタ島[没]?古代ギリシアの詩人。叙事詩5編,エピグラム,およびホメロス研究があり,代表作は叙事詩『ヘラクレス物語』 Hērakleias。
ウォルフラム(エッシェンバハの)【ウォルフラム】
- 百科事典マイペディア
- ドイツの中世宮廷叙事詩を代表する詩人。無邪気な自然児が騎士の理想像に成長する苦難の道程をうたった2万5000行の叙事詩《パルチファル》はドイツ…
エンニウス Quintus Ennius 生没年:前239-前169
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマの悲劇・叙事詩人。イタリア半島の先端カラブリア地方ルディアエに生まれた。前204年に当時クアエストル(財務官)であった大カトーの知遇を得…
epopèa
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 叙事詩;英雄武勲詩 ~ nibelungica|ニーベルンゲン叙事詩. 2 英雄的な業績 ~ garibaldina|ガルバルディの偉業. epopèico epopeico […
叙事诗 xùshìshī
- 中日辞典 第3版
- [名]叙事詩.
ep・o・pee /épəpìː | épou-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]叙事詩.