【謔謔】ぎやくぎやく
- 普及版 字通
- 喜び楽しむさま。〔詩、大雅、板〕天の方(まさ)にするに 然(しか)く謔謔たること無(なか)れ字通「謔」の項目を見る。
ぎゃく【謔】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ギャク(慣) キャク(漢) [訓]たわむれるおどける。たわむれる。たわむれ。「諧謔かいぎゃく」
ちょう‐ぎゃく〔テウ‐〕【嘲×謔】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)あざけって笑いものにすること。「詼諧かいかい、―、罵詈ばり…の色各自めいめいの面に現れて」〈魯庵・社会百面相〉
【戯謔】ぎぎやく
- 普及版 字通
- たわむれ。わるふざけ。〔詩、衛風、淇奥(きいく)〕善く戲謔すれども を爲さず字通「戯」の項目を見る。
【調謔】ちよう(てう)ぎやく
- 普及版 字通
- からかう。晋・孫楚〔笑の賦〕遲重なるは則ち陸沈の如く、輕疾なるは則ち水の漂(ただよ)ふ如く、徐疾なるは其の口頰(こうけふ)に任(まか)す。~信(ま…
【俳謔】はいぎやく
- 普及版 字通
- ざれごと。字通「俳」の項目を見る。
【謔戯】ぎやくぎ
- 普及版 字通
- 戯弄する。字通「謔」の項目を見る。
【嬉謔】きぎやく
- 普及版 字通
- 戯謔。字通「嬉」の項目を見る。
【乖謔】かいぎやく
- 普及版 字通
- 悪ふざけ。字通「乖」の項目を見る。
【笑謔】しよう(せう)ぎやく
- 普及版 字通
- わらいたわむれる。〔後漢書、皇后上、光烈陰皇后紀〕后、位に在りて、恭儉にして嗜玩(しぐわん)少なく、笑謔を喜ばず。性仁孝にして、矜(きようじ)…
謔 16画
- 普及版 字通
- [字音] ギャク[字訓] たわむれる[説文解字] [字形] 形声声符は(虐)(ぎゃく)。は虎爪を以て他を虐害する形。〔説文〕三上に「戲るるなり」とあり、…
【謔浪】ぎやくろう(らう)
- 普及版 字通
- ふざける。唐・李白〔友人に贈る、三首、三〕詩 世を慢(かろ)んじて、功業を(うと)んず 胸中の畫、無きに非ず 古の賢を謔浪し 以て兒の劇と爲す…
【謔劇】ぎやくげき
- 普及版 字通
- たわむれる。宋・梅尭臣〔李審言(等)~宝塔院に会開す〕詩 (てう)(景純)(仲章)、事老す 坐して言語寡(すく)なし 酒ばにして、時に謔劇す …
【謔詞】ぎやくし
- 普及版 字通
- ざれごと。字通「謔」の項目を見る。
【謔笑】ぎやくしよう
- 普及版 字通
- おどけ笑う。字通「謔」の項目を見る。
【謔調】ぎやくちよう
- 普及版 字通
- からかう。字通「謔」の項目を見る。
【侮謔】ぶぎやく
- 普及版 字通
- ひやかす。字通「侮」の項目を見る。
【詼謔】かい(くわい)ぎやく
- 普及版 字通
- ざれごと。〔晋書、文苑、顧之伝〕之、詼謔を好み、人多く之れを愛狎(あいかふ)す。字通「詼」の項目を見る。
【娯謔】ごぎやく
- 普及版 字通
- たのしみ戯れる。字通「娯」の項目を見る。
ぎ‐ぎゃく【戯×謔】
- デジタル大辞泉
- たわむれ。おどけ。「こは、固もとより―に過ぎざりき」〈鴎外訳・即興詩人〉
ぎゃく‐ろう(‥ラウ)【謔浪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ふざけたわむれること。[初出の実例]「何事をも冷視して人生を謔浪(ギャクラウ)傲睨に附するを快とする文作は」(出典:落紅(1899)〈内…
【佳謔】かぎやく
- 普及版 字通
- 冗談。字通「佳」の項目を見る。
【縦謔】しようぎやく
- 普及版 字通
- ふざける。字通「縦」の項目を見る。
ぎゃく‐ろう〔‐ラウ〕【×謔浪】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)たわむれふざけること。「客と共に―した玄機は」〈鴎外・魚玄機〉
【歓謔】かん(くわん)ぎやく
- 普及版 字通
- よろこび戯れる。〔南史、徐君伝〕聲色を好み、侍妾數十、~飮酒數升なれば(すなは)ちふ。~謔にふに、則ち飮みて斗に至る。字通「歓」の項目を見る。
【謔親】ぎやくしん
- 普及版 字通
- 初夜、皆で新婦をからかう俗。〔丹鉛雑録、一、戯婦〕を娶るの家、新壻され、群男子競ひて戲を作(な)し、以て新を弄ぶ。之れを謔親と謂ふ。字通「謔…
【掉謔】ちようぎやく
- 普及版 字通
- 戯謔。字通「掉」の項目を見る。
ぎ‐ぎゃく【戯謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たわむれおどけること。ふざけること。また、そのさま。[初出の実例]「既吟二詠柿本之旧径一、更戯二謔方朔之話場一」(出典:随…
しょう‐ぎゃく(セウ‥)【笑謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 笑って冗談を言うこと。[初出の実例]「有レ時笑謔歌唱亦無レ害也」(出典:日本詩史(1771)四)「衆客坐に満て笑謔(セウギャク)の声紛々た…
ちょう‐ぎゃく(テウ‥)【嘲謔・調謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あざけりからかうこと。わるふざけをすること。[初出の実例]「狂童不レ奈逞二調謔一、刺鼻窺来嚔二睡翁一」(出典:玩鴎先生詠物百首(178…
かい‐ぎゃく【諧謔・詼クヮイ謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「諧」「詼」「謔」はいずれもたわむれ、冗談の意 ) おどけた滑稽なことば。また、おどけた滑稽なこと。詼諧。かいげき。[初出の実例]…
さる‐が・う(‥がふ)【猿楽・戯謔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「さるごう(猿楽)」を活用させた語 ) こっけいな言動をする。おかしなかっこうをする。おどける。[初出の実例]「男な…
contrabbasso
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)〘音〙コントラバス, ダブルベース voce di ~|⸨謔⸩とても低い声 russare come un ~|⸨謔⸩大いびきをかく.
bardare
- 伊和中辞典 2版
- [他] 1 馬よろいをつけさせる, 馬具をつける. 2 ⸨謔⸩盛装させる, 飾り立てる. -arsi bardarsi [再]⸨謔⸩盛装する Si bard࿒ per il ballo.|ダンスに…
appropinquare
- 伊和中辞典 2版
- [他][io appropìnquo]⸨謔⸩近づける, 接近させる. [自][es]接近する. -arsi appropinquarsi [代]⸨謔⸩近づく.
èrgo
- 伊和中辞典 2版
- [接]⸨謔⸩それ故に, だから. [名](男)[無変]⸨謔, 稀⸩結論, 肝心なこと. ◆venire all'ergo|結論[要点]に触れる.
ùgola
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)〘解〙口蓋(こうがい)垂, 懸壅(けんよう)垂, のどちんこ;⸨謔⸩喉(のど) ~ d'oro|美声;美声の歌手 bagnarsi l'~|⸨謔⸩一杯やる, のどを潤…
epitàffio
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 墓碑銘. 2 〘古ギ〙(国のために命をささげた英雄をたたえる)追悼演説. 3 ⸨謔⸩仰々しく飾り立てた文章 bugiardo come un ~|⸨謔⸩名うて…
tappabuchi
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨謔⸩代役, ピンチヒッター, 穴埋め.
bettònica
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)〘植〙カッコウチョロギ(長い花序に紅紫色の花をつけ, ヨーロッパで多く見られる) essere conosciuto più della ~|⸨謔⸩誰ひとり知らぬ者…
cruscóne
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)[crusca の[大]]⸨謔⸩クルスカ学会員.
pacchiare
- 伊和中辞典 2版
- [自][io pàcchio][av]⸨謔⸩がつがつ食べる, むさぼり食う.
pipita
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 〘獣〙鳥の舌の伝染病 avere la ~|⸨謔⸩(人が)気分[機嫌]が悪い;寡黙(かもく)である Ti venisse la ~ !|⸨謔⸩静かにしてくれ;黙…
verbigràzia
- 伊和中辞典 2版
- [副]⸨文, 謔⸩たとえば.
ponzaménto
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨謔⸩熟慮, 熟考.
ghèga
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)⸨トスカーナ, 謔⸩仲間.
cucùrbita
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)⸨謔⸩かぼちゃ;頭.
allergìa
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 〘医〙アレルギー, 異常過敏症. 2 ⸨謔⸩毛ぎらい, 反感.
pensaménto
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨稀, 謔⸩思考, 思いつき.
sciccóso
- 伊和中辞典 2版
- [形]⸨親, 謔⸩あか抜けた, シックな.