謔浪(読み)ギャクロウ

デジタル大辞泉 「謔浪」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐ろう〔‐ラウ〕【×謔浪】

[名](スル)たわむれふざけること。
「客と共に―した玄機は」〈鴎外魚玄機

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精選版 日本国語大辞典 「謔浪」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐ろう‥ラウ【謔浪】

  1. 〘 名詞 〙 ふざけたわむれること。
    1. [初出の実例]「何事をも冷視して人生を謔浪(ギャクラウ)傲睨に附するを快とする文作は」(出典落紅(1899)〈内田魯庵〉二)
    2. [その他の文献]〔詩経‐邶風・終風〕

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普及版 字通 「謔浪」の読み・字形・画数・意味

【謔浪】ぎやくろう(らう)

ふざける。唐・李白友人に贈る、三首、三〕詩 世を慢(かろ)んじて、功業(うと)んず 胸中の畫、無きに非ず 古の賢を謔浪し 以て兒の劇と爲す

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