あんぽ柿(読み)アンポガキ

デジタル大辞泉 「あんぽ柿」の意味・読み・例文・類語

あんぽ‐がき【あんぽ柿】

干し柿一種で、果肉が完全に乾ききらない生干しの状態のもの。大粒で柔らかく甘い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

事典 日本の地域ブランド・名産品 「あんぽ柿」の解説

あんぽ柿[果樹類]
あんぽがき

東北地方福島県地域ブランド
伊達市・伊達郡を中心に生産されている。伊達市梁川町五十沢発祥の柿。江戸時代には天日干柿と呼ばれていたが、明治時代にあんぽ柿と呼ばれるようになった。蜂屋柿などの渋柿を熟成させ皮を剥いてから、酸化防止のため硫黄で燻し、縄に吊してつくられる。食物繊維が豊富。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android