渋柿の皮をむき、天日乾燥または人工的に加熱乾燥したもの。渋抜きと保存の両方を兼ねている。日本の乾果の代表的なものである。製法の違いにより各種の名称がある。竹串(たけぐし)に刺して乾燥した串柿、細縄や糸につるして干すつるし柿、半乾きの柿を莚(むしろ)の上で転がしながら乾燥した転(ころ)柿などである。また、柔らかい干し柿をいくつも抱き合わせるように固め、竹皮や藁(わら)で包んで細縄で巻きあげた巻柿などもある。干し柿の表面に出てくる白い粉はブドウ糖と果糖の混合物である。干し柿はそのまま食べるほか、細切りの大根などとあわせて柿なますにしたり、菓子材料に用いられる。干し柿をつぶして寒天と砂糖で煮つめ、竹の容器に流して固めた柿羊羹(ようかん)は大垣市(岐阜県)の名物として知られている。
[河野友美]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新