お夏・清十郎(読み)おなつ・せいじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「お夏・清十郎」の解説

お夏・清十郎 おなつ・せいじゅうろう

浄瑠璃(じょうるり),歌舞伎などの登場人物
播磨(はりま)(兵庫県)姫路但馬屋のひとり娘お夏は,手代の清十郎密通大坂に駆け落ち寸前に捕らえられ,清十郎は処刑される。寛文2年(1662)の実話とされ,井原西鶴が「好色五人女」でとりあげた。明治にはいり坪内逍遥の「お夏狂乱」,真山青果の「お夏清十郎」の題材にもなる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android